【旧NISA】一般NISAで買付した一部が来年2026年に課税される

お金のこと

SNSで「翌年2026年から旧NISAが課税される」と流れているのを見て焦ってしまった。

旧NISAでも非課税制度の投資なのに、なぜ課税されるのか。

旧NISAで2年ほど積み立てしていたから、万が一課税対象になっても嫌だからよくよく調べてみると、

旧NISA全てが対象として課税されるのではなくて、

旧NISA、2021年に一般NISAで買付した分が翌年に課税対象になるって話だった。

「旧NISAが課税される。」紛らわしい話だよ。全てが課税の対象になると思って焦りました。

ニュアンスが変だって。

ただ自分は旧NISAではつみたてNISAの方で投資をしていたので課税の対象になることはまだありません。

焦る必要がありません。

しかし、一般NISAの方で投資をしていた方は何もしないと自動的に課税対象に移管されてしまうのでお気をつけてください!

課税対象になると運用益や分配金の約20%ほど税金で国に収めることになりますからね。

なので、2021年に買付した一般NISA分を翌年でも非課税で運用していきたい場合を綴りたいと思います。

まずは2021年分の運用を確認すべし

楽天証券お使いの方に限りますが、

  1. 楽天証券にログイン
  2. メニューを選択してNISAをタップ
  3. 保有商品〜NISA(〜2023)取得年度一覧をタップ

2021年分の評価額を何もしないと特定口座等に自動的に移管されて、翌年からの運用や分配金が課税対象になります。

課税になるのが嫌だ!って方は2021年の買付分をなんとかしなければなりません。

調べてみたら意外と簡単そうでした。

2021年分を売却して新NISAの投資枠に投資

2021年の運用分、画像でいう評価額全てを売却します。

投資元本分だけではダメです。

元本分だけだと翌年に運用益分が課税対象になり、特定口座等に自動的に移管されてしまいます。

例えば…

評価額200万円
そのうち、投資元本120万円。運用益80万円
元本も運用益全て売却です。だから2021年の評価額分を売却すればOK

だから全て売却した後、新NISAの投資枠に新たに買付すれば、翌年からまた非課税で運用できるってわけです。

結構簡単そう。

もし、年内中に売却を済ませればいいって方は注意が必要です。

年末ギリギリで売却しても非課税にはならない

売却して、年末までに受渡しが完了されていないと非課税になりません。

受渡しまでが非課税期間であることに注意が必要で受渡しが年内中に貰えるために、

いつまでに売却手続きを行えばいいか。

投資信託・・・2025年12月23日 15:30まで
(ファンドによって締切時間が異なる場合があるのでご注意を)
国内株式・・・2025年12月26日 15:30まで
米国株式・・・2025年12月25日日本時間で午前3:00まで

この期間までに手続きを完了されていれば、非課税のまま売却益が貰えます。

もし、年内に売却したけど受渡しが翌年になる。(期限を超えてから手続きになったしまった)
そうなると…

注文は失効せず課税口座で売却された扱いになってしまいます。売却益が課税対象になって売却した分丸々受け取れなくなります。

なので、手続きはお早めに行うといいと思います。投資信託は他の株式投資と比べて期限が早いのでお気をつけください。

まとめると

翌年も引き続き非課税のまま運用をしたい場合には

  1. 2021年の一般NISA買付分を確認
  2. 2021年の評価額全て売却
  3. 新NISAで新たな投資枠で買付

年内までに売却だけ済ませる場合には期限に気をつけて。

・投資信託・・・2025年12月23日 15:30まで
(ファンドによって締切時間が異なる場合があるのでご注意を)
・国内株式・・・2025年12月26日 15:30まで
・米国株式・・・2025年12月25日日本時間で午前3:00まで

受渡しまで年内に受け取れるようにならないと課税対象になるから売却手続きはお早めに!

国が大盤振る舞いしてくれているNISA制度をうまいこと非課税のまま運用して、少しでも資産を増やしていきたいですね!

今年も残りわずか。

みなさんにとって資産が増えるきっかけになれたら嬉しいです。

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