洗濯物に付着した白い石けんカスの落とし方

洗濯

黒い衣服を洗濯機で洗って乾かしたら、白い粉のような石けんカスが残った状態になって、なんだか綺麗に洗えた気がしないってことはありませんか。

私もバスケの審判で着用するスラックスが黒で、いつも洗濯すると所々白くなってしまいます。

前側

後ろ側

最初の方はちょっとくらいならと思って、白い石けんカスがついても気にせず履いていたんですが

何回か繰り返して洗濯するたびに白さが目立ってきて白のスラックスに変わってしまいそうなので、流石にスラックスの色が変わってしまうのは審判としての身だしなみ的にまずいので、今回しっかり洗おうと思い立ちました。

結果を先に書くと綺麗に白い石けんカスを落とすことができました。

白い石けんかすが残らず綺麗に洗えたのは洗濯の仕方を変えただけだったので、この記事を通して綴っていきたいと思います。

そもそもなぜ洗濯後に白い石けんカスが残ってしまうのか

シャボン玉石けんさんのサイトで紹介されているのは

  1. 洗濯物の量が多い
  2. 洗剤の使用量が適正ではない
  3. すすぎの回数が足りない。または十分な水の量で濯ぎされていない

が挙げられていました。

他のサイトでも似たようなことが書かれていましたが、

一つ違いがあるとすれば洗剤の量が多いとのことでした。

水や洗剤にしても適正な量で洗濯することが大切なんだと思います。

ただ、物申したい。メーカーが記載している水の量に対しての洗剤の量を守って使っているが、それでも白い石けんカスがついてしまう。

水と洗濯物を10:6の割合で洗濯物の量を少なくして洗濯しても白い石けんカスが付いてしまう。

だから水でも洗剤でもなく、洗濯機に全て任せるのが違うんじゃないか。と仮説立てました。
所詮機械。細部にまで綺麗に洗えるほどの質はない。洗えても及第点ほどのクオリティーなんじゃないかって。

それで衣類に付着した白い石けんカスを綺麗に落とすためには人の手で直接洗ったら綺麗になるのではと考えました。

なので、3つのステップを踏んで洗ってみたら綺麗に洗えることが出来ました。

洗い方は3ステップ

  1. 予洗い
  2. つけ置き
  3. 本洗い(手洗い)

この順番通りに洗っていきました。

脱水に関してだけ洗濯機に任せて、あとは全て自分の手で洗いました。

予洗い

予洗いは繊維に付着した汚れを浮かしていく作業です。

白い石けんカスが目立つところを重点的に部分洗いしていきました。

瓶に入っているのは予洗い液です。

作り方は

液体洗剤:水:重曹
 1  :1:適量

予洗い液とブラシで白く残った石けんカスを予洗いしていきます。

衣類が丈夫そうなやつはブラシでゴシゴシ擦っても問題ありませんが、綿素材だと生地を傷めてしまう恐れがあるので、トントン叩いて部分洗いすると生地を傷めずに洗えます。

今回洗ったスラックスは全体的に白い石けんカスがついていたのでほぼ全部ブラシで洗っていきました。

部分じゃなく全体的にだったので大変でした。

つけ置き

つけ置きは40度以上のお湯とオキシクリーンを使って1時間ほどつけ置きしました。

 


色物だとお湯は色落ちしやすいですが、洗濯しているスラックスは色落ちの心配はなかったのでお湯を使いました。

お湯を使うことで洗剤が溶けやすくなるため、そうゆう観点からお湯でつけ置きしました。

1時間つけ置きしてみたら、水の表面に白いカス?みたいなのが浮き出ていて効果が現れている予感がしました。

本洗い(手洗い)

つけ置きが終わったら、本洗い。

手順として、

洗い(3分)→脱水(1分)→すすぎ(3分)→脱水(1分)

ぬるま湯を5ℓ、液体洗剤5mlを混ぜ合わせて洗剤液を用意しておきます。

液体洗剤ならなんでも大丈夫だと思います。

私はリブレヨコハマのOut Detergent 中性洗剤を使用して洗濯しました。

 


手洗いは3分間を

優しく押して、押して、洗う。

たまに洗濯物を持ち上げて、水を垂らしてあげたりしてみると効果的。

3分洗ったら、洗濯物を絞って水気を切って洗濯機に入れて、脱水します。時間は1分です。

脱水している間にすすぎの準備をしておきます。

洗いで使った洗剤液を流して、ぬるま湯5ℓのみ用意します。

脱水が終わったら洗濯機から取り出して、用意しておいたぬるま湯に入れてすすいでいきます。

すすぎも洗い同様、3分間優しく、押して、押す。たまに洗濯物を持ち上げてあげる。

すすぎ終わったら、また洗濯物を絞れるだけ絞って水気を切って洗濯機に入れて

1分間脱水させます。

これで本洗いが終わりです。

最後の脱水が終わったら、いつも通りに干せば洗濯完了です。

乾いた後の白い石けんカスは綺麗に洗えました。

前側

後ろ側

白い石けんカスが綺麗に落ちてますね!

大成功ですね!

機械に頼らずに手洗いして手間暇かかりましたが手間をかけた分綺麗に洗えました。

洗濯しても白い石けんカスが残ってしまうのは洗剤の量、水の量、濯ぎの回数と色々起因しているのが原因ですが、手洗いで丁寧に洗っていけば起因要素なんてクリア出来るわけです。

さらに洗っている最中に、目に見えて汚れや石けんカスの白い濁りが浮き出てくるのが確認できたので汚れを確認しながら洗えたので、手洗いだから綺麗に洗えたんだと思います。

ちなみにこれはすすぎ終わった後のぬるま湯です。
白く濁っているのが分かると思います。こんなに石けんカスがスラックスに溜まっていたんですね。

洗濯機は便利な家電製品だと思います。

洗濯機を回している間に違うタスクをこなせるので便利ではある。ただ、その反面綺麗に洗えるのには限界があるんだなと感じました。

洗濯物全てを手洗いで洗うのには時間がかかり過ぎて難しいですが、お気に入りの洋服や今回みたいな白い石けんカスが付着したものを洗うのに手洗いは最適なのではないでしょうか。

まとめると

1、予洗いで部分洗いする
2、つけ置き40度以上のお湯で1時間
3、本洗い(手洗い)洗い→脱水→すすぎ→脱水

この3つのステップを踏んで洗えれば綺麗に白い石けんかすが取れると思います!

良かったら参考にしてみてください!

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